実家のかかりつけ医とのお付き合いは40年以上

かかりつけ医の選び方とは

私自身はすでに実家から独立しているので、最近では実家のかかりつけ医にお世話になることはなくなりましたが、それでも実家を出る前の20年間ほどは実家からあまり離れていないかかりつけ医にお世話になっていました。実家で一家全員がお世話になっていたかかりつけ医はその頃には珍しかった女医さんで、ソフトで優しいイメージがあったためか、周辺の医院の中ではもっともたくさんの患者さんがいた医院でした。私の実家の両親はちょっとした体の不調があったり、インフルエンザの予防接種などはいまだにそのかかりつけ医にお世話になっています。かかりつけ医はすでに90歳に近い年齢になられているそうですが、週に3回位は元気で診療されているようです。すでに実家では40年以上のお付き合いになっています。

地域包括医療の重要性

両親がかかりつけ医の医院に行くときは家族のことなどの話題になったりすることから、かかりつけ医は両親にとってはメンタルヘルスの医者も兼ねているのかもしれません。転勤族の我が家は、ずっと同じ病院にかかることは難しいのですが、だからこそ、信頼できる近くのかかりつけ医を見つけられることが本当に重要だと思っています。まだ小学生の子どもは、風邪や腹痛、予防接種などで病院に行くことが多いです。幸い、近所に小児科内科を見つけることができました。待合室は、小さなお子さん連れのお母さんから、お年寄りのご夫婦と年齢は幅広い患者さんでいっぱいです。足の不自由な患者さんには、待合室の患者さんも軽症な方が席を譲ったり、手を貸したりするなどする姿が見られます。それが、普通になされているところに、心が温かくなりました。先生も地元の小学校を卒業された方で、こどもにも優しく、また、病気だけでなくこどもの気持ちを思いやる診断をしてくだいました。何度か通うと、病歴も把握してくださっているので、そのことが安心感にもつながります。こどもの体質など先生が把握してくださっていることが、親の肩にかかった育児のプレッシャーのようなものも、少し先生が一緒に持ってくださってくれているようで、気持ちの上でも本当に助かっています。

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