現代医学で完治できない血液の癌である中枢神経系の悪性リンパ腫(脳内にリンパ腫ができてしまう余命6年の難治性の癌)になってしまって、14年目になります。なってしまった当時は、余命半年でした。以下に、この病気と一緒になって闘っていただいた先生との治療経過を述べておきたいと思います。
<現代医学で余命半年と告知されてからの取り組み。>
①発病・・・平成16年、右鼻腔にリンパ腫が発症。MRI精密検査の結果、脳内にもリンパ腫があることが判明。中枢神経系の悪性リンパ腫と診断(発病当時は、血液の癌なので切除が不可能で、放射線でも抗癌剤でも完全に消去できないため余命半年でした。現在でも余命6年のようです。)鼻腔のリンパ腫は、抗がん剤治療により消し去ることができたが、脳内のリンパ腫は、当時は髄注(腰の骨髄に注射で抗がん剤を注入する治療法)により、縮小した。が、消去はできず。
{病気にたち向かう決意をもてた出来事・・・髄注の副作用で、吐き気がひどく深夜まで続き、くたくたになりもうこれで死んでしまうのかと思いながら知らない間に寝ていたときの夢です。頭の上にぼわっとした人影が現れ私の頭に手をかざされました。すると、私の頭から白い霧のような光の粒が次々とその手の中に吸い込まれていくではないですか!私の病気を自分の体の中に吸い込まれるような奇特な方だいるんだと思って、感激して目が覚めました。それをあくる日家内に言ってみると、
近くに今熊野観音寺があるようなので行ってみよかといってくれ、行ってみるとびっくり!そこには、頭痛を抱えた後白川上皇に手をかざして取り払おうとしておられる今熊野観音様の大きな額↑が飾ってありました。その絵馬に衝撃を受けた瞬間から、病気にできる限りの手を打ってみて悔いのないようにして死のうと思えるようになりました。}
②民間療法の東洋医学である高純度メシマコブ菌糸体の使用・・・これを、一日(1.2g×10袋)飲むことで、進行が止まったが、高額すぎて続けることができませんでした。しかし、次の再発までの期間はあけることができました。つまり、1年ほど延命できたということです。いろいろ、高純度メシマコブ菌糸体の癌への効果がどう現れるのかを調べてみました。菌糸体にふくまれるセルロースがどうやら癌細胞を包み込みアポトーシス(自然死)させてしまうようです。
③左目の眼底に再発・・・平成18年に再発。眼内注射という、目の中に直接抗がん剤を注入するという恐ろしい治療法でしたが、網膜を抗がん剤で痛めるため2回受けてその苛酷さに耐えられず、治療拒否。新しく開発されたメソトレキセートの大量化学療法を受けました。10日間ほど昼夜問わず点滴が続く(寝られない)過酷な治療法でしたが、それで、病巣は縮小。しかし、なくならず。(メソトレキセートは細胞分裂阻害剤で細胞分裂の激しい癌細胞に効果的です。長い間体内に留めておくと正常細胞まで破壊してしまうので急いで体外へ排出するために一週間ほど生理食塩水の点滴が昼夜続きます。おかげで、こちらは不眠不休の10日間になります。)この治療を、ある程度まで病巣が小さくなるまで4回ほど繰り返して終了でした。
④民間療法のビタミンC点滴療法に挑戦。点滴で、大量のビタミンCを体内に注入して、癌細胞を破壊する療法でしたが、脳血流関門が邪魔をしているために、十分のビタミンCが脳に届かずに、進行を抑えるぐらいになりました。しかし、おかげで、次の治療まで、一息つけました。
⑤脳室周辺に再発・・・平成23年脳室周辺と右前頭葉に再発。メソトレキセート大量化学療法5回受けました。縮小はしましたが、やはり消え去ることができず、退院。(おそらく癌を次々と生み出す癌幹細胞の細胞分裂がゆっくりなので、細胞分裂が激しい細胞(通常の癌細胞など)に効果があるメソトレキセートが癌幹細胞には効かずに残ってしまう。)病巣がある程度まで小さくなるまで治療を繰り返すのですが、5回目の治療で全く効果がなくなってしまったことが分かり、治療打ち切りになってしまいました。おそらく耐性が完全にできてしまったのだと思います。これで、苦しい治療ももうすることはないのだと思い、治療後に始めてみようと思っていた自己流の治療にかけてみることにしました。
⑥わかめとヨーグルト摂取の療法に・・・子宮癌と乳癌を立て続けに患った母が、完治してしまったので、最後の治療後からその療法をまねています。それは、あまり洗いすぎずに塩気が少し残っている乾燥わかめ(20g×3)とカスピ海ヨーグルトを併用して毎日飲食する療法です。(母は、高血圧を治すために飲食していたようですが・・・。)お蔭で、4年続けた結果、まず、進行が止まり(正常細胞に修復された証)、さらに徐々に病巣が消えています。おそらく、わかめの表面にあるフコイダン(ぬめりけ)が、癌細胞を修復して、アポトーシス(自然死)させているのだと思います。
⑦今後・・・病巣の完全消去とこの病気の自覚症状としてある、左足先の痺れがなくなり、眼中に走る光ともやもやがが完全になくなるまではこの療法を続けます。自宅療法で治療に専念できるのが一番心が安らぎ、免疫力も上がっているのではないでしょうか?さらに、完治の暁には世間に広く公表して、末期癌や難治性の癌患者さんに希望をと思っています。それが、今熊野観世音菩薩様が私に勇気を与えていただいたご恩返しになると思っています。さらに、度重なる再発のたびに、治療をしていただいた血液内科の先生には感謝しています。発病以来ずっと主治医でいていただいていることに感謝しています。